(日巫女の伝言) 禁中並びに日本的霊性改正公案
(シャーマニック・ジャパン・プロジェクトA) 日本の政 ( 祭り事 ) は卑弥呼が原型であり、また斯くあるべき、と考える。即ち、巫女様方による正しい政こそ、この列島を生かすのだ。 然るに、宗教法人神社庁の推奨する神札の祀り方をまず見直す。大日本帝国の思想的基盤たる国家神道の信念が依然として通底している。日本はアメリカ合衆国に完敗したという自覚が足りぬ。斯様な国家的宗教操作が、ひいては軍国主義的な狂気を発生させ、核核しかじか原爆による制裁を招くにまで展開したことは、(記憶には無いが)記録に新しい。列島の漸次的壊滅を回避すべく、根本からの変革が迫られる国民的課題である。 神社庁推奨 私の推奨する日本の神の祀り方を見よ。これこそが古代から連綿とするこの列島の神性への尊厳を込めた或いは年功序列的な配置法である。「大和の神」とは、天神地祇の天神、即ち天津神であり、「弥生の神」とは地祇、即ち国津神である。そして、中心の「縄文の神」は、神道の周縁に押しやられながら、文化的 DNA に最古層の神的情報を刻んでいるアラハバキや金勢神なり。(考古学的に分析すると、殆んどの国津神は縄文というより弥生系だろう。)(最新の「 Japan の神」というのも在って然るべきかもしれない。) 阿キ推奨 そして、各々の神々を祀る巫女の長をして、国家元首の上に君臨すべきである。エミシの流れを汲む「イタコ」代表一名、アイヌの巫女である「トゥスクル」一名、琉球の「ユタ」や「ノロ」から一名、の三賢老こそ、「縄文系の巫女」であり、日本の最高機関奥の院に相応しい。アイヌや琉球の神々は考古学や歴史学的には縄文まで遡るのが難しいようだが、当のアイヌ人や琉球人こそ、縄文遺伝子の濃厚な継承者と目されている由、この様にカテゴライズした。一方おしら様などイタコの神は縄文由来エミシの系統と言われるが、イタコの当人らは人種的には和人濃厚と思われる。縄文的遺伝子は、生物学的系譜と文化的系譜とが入り組んでいて複雑だが、興味深い。 さて、日本は朝幕関係の伝統もあって、現在でも国家元首は天皇説と首相説が不明確である。けだし、天皇は、元首の座を首相に全き明け渡し、畿内に戻りて静かに ( 或いは時には雅に ) 、メディアとは距離を置いて過ごすのが全面幸福である。そして、皇族は、「大和系の巫女」たる、伊勢神宮の「斎宮・祭主」を輩出で...