神田川の亀はred eye。
甲羅の下の神経伝達速度は、20世紀のCPUでは追いつけなかった。
いかつい外殻とは対照的に中身はぷりぷりな蟹や海老。
蟹に言わせりゃ海老の曲線美は芸術品だ。
あんな動きがしてみたいよ。
オレは横に歩くだけ。
目を回していた頃は、真っ直ぐ歩いてたらしいけど。
今朝鏡を見たら泡吹いたよ。
道々の通とやらは螺旋の蝸牛を好んで食すけど、
そいつは味よりも音の為にある。
しかし軟体動物腹足綱のSO SLOWぶりは、
ハシシの吸い過ぎと言うより、殆ど溶剤系だ。
巨大飛蝗の幻にやられるよ。
倒立した富士壺は、淫靡な幻想を作り出す。
太陽の下じゃまともに見れないけど。
とにかく、殻から抜けなくても大人になれるらしくて
少々、多々、甘えてみたけど、
いつの間にプログレッシブ。
甲殻機動隊と洒落込みたいところだが、
それは業界人にお任せして、
河原でゆるり河童です。
抜けた毛の分位の悪戯は許せよ。

(2005年4月mixi日記より)