現代日本の天下・天上(抜粋)

 


予は反帝国主義である由、旧帝国大学には好感が持てぬが、戦後もやはり東大を筆頭に、日本のリーダーが輩出されてきたことは事実だろう。それどころか、戦前戦後において各界の支配階級の門地は、基本的にあまり変更されていないのが苦々しい現実である。不名誉なる大敗を喫したのだから、もう少し大胆な社会変革があって然るべきだったとも思う。しかし、昭和天皇は人間宣言をし現人神を下り、今上は日本国憲法および皇室典範に認められていない「攘夷 譲位」を決断されたのだから、帝国主義は確実に終焉に向かっていると考える。
戦後に制定された現行の憲法も、所詮は旧帝国主義の担い手の残存によるものであり、いずれ更改せねばなるまい。そして、いよいよ、皇一族をして、天皇制という政治制度から自由となる日も近いのではあるまいか。


(7月13, 2022 改訂省略)


スメラるる神々は是をアツく敬ひ給へ。

天上に憚る縄文起源の道祖の妖怪、僧形
   勝川春章『百慕々語』より



蝦夷の星の数の子天上、天下の法を解きて、
天上天下のだるまさんがに帰スべっち。